クレジットカードの審査が通りやすい時期なんて、本当にあるのでしょうか?ここではクレジットカード審査と申込の時期について解説します。
クレジットカードの審査基準はずっと同じではない
クレジットカードの審査基準というのは、ずっと同じものが続いているのではありません。
審査基準を甘くするか、厳しくするかによって、貸し倒れ(デフォルト率)が変わってくるため、審査の基準というのはクレジットカード会社にとっては、非常に重要な機密事項であり、ノウハウなのです。
当然、時期が変われば、審査の基準も変わってきます。消費税が増税になれば、同じ審査基準では貸し倒れが増えるかも知れませんし、アベノミクスの狙い通りに収入が上がれば収入の審査基準も上げる必要が出てきます。
同じように医者、弁護士という鉄板の職業も、最近では人によって格差が大きくなり、サラリーマン程度の収入しかない医師や弁護士も増えてきているのです。公務員も、本当に将来が安定した職業のままなのかは政治によって大きく変わってきます。
このように時代によって、時期によって、クレジットカードの審査基準というのは実績データを経営方針から微調整を繰り返しながら変わっていくものなのです。
クレジットカード会社も、会員をいっぱい増やさなければならない時期もある
一般的にクレジットカード会社は、上場企業や、上場企業のグループに属している会社のケースが多く、そのほとんどが3月決算になっています。3月決算というのは、4月から1年間で経営の成績を見る仕組みのことで、投資家はこの成績を元に株を買ったり売ったりするのです。
株価を上げるためには、1年前に建てた目標値を達成しているか、どうかが重要になります。つまり、クレジットカード会社にとって、2月、3月というのは1年を締めくくる「追い込みの時期」になるのです。
すべてのクレジットカード会社がそうとは言いませんが、なんとしても会員数を増やさなければならない3月に審査基準のハードルを下げるというところもあるのです。
暇な時の方が審査は通りやすい?
また、時期によっても、クレジットカードの申込依頼というのは大きく変動します。申込みが殺到する時期というのは、どうしても審査担当も「疑わしくは罰せよ」とばかりに審査NGを出しやすいのです。
少しでも可能性を上げるためには、申込みの少ない時期に申込む方が良いのです。
1日で見ると
- 午前中
1週間で見ると
- 火曜日、水曜日、木曜日の平日
1ヶ月で見ると
- 10日~20日の月中
1年間で見ると
- 5月~7月
などが比較的クレジットカードの申込が少なくなる時期になります。審査通過の可能性が高まる努力は少しでもしておくと良いでしょう。
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