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クレジットカード審査で重要視される項目に「勤務先」があります。「勤務先」は、自己申告である「年収」よりも、年収相場が確実に把握できるため、審査上は重要視されるものなのです。では、どんな勤務先であれば、審査の評価は高いのでしょうか?

勤務先の審査評価とは?

公務員 ◎

紛れもなく、一番審査上の評価が高いのが公務員です。国に守られている職業なので、クビや倒産の可能性がほぼなく、年収も年功序列で年齢に合わせて上がっていく勤務先です。しかも、一般企業と違って能力による収入の変動というのが少ない勤務先でもあるのです。クレジットカード審査にこれ以上の勤務先はありません。

上場企業 ◎

上場企業も、公務員について信用の高い勤務先と言えるでしょう。また、上場先の証券市場によっても、東証一部なのか、マザーズなのか、セントレックスなのか、で評価が異なってきます。また、上場企業の信用が高い理由の一つには「平均年収」が公開されていることがあります。年収を調べられないクレジットカード会社にとっては非常に信用できる情報と言えるでしょう。

大手企業 1000名以上 ○

社員数が多ければ多いほど、上場していなくても信用の高い企業ということになります。帝国データバンクなどの情報機関を使えば、企業の信用度は調査することが可能だからです。中小企業だとこれらの情報にすら、情報がないことがあるのです。

中小企業 20名~999名未満 ○

中小企業の場合は、審査は普通の評価ということになります。ただし、企業の業歴や第三者機関の評価などによって、かなり差がでてくると言えるでしょう。

自営業 △

個人事業主や経営者の場合は、非常にクレジットカードの審査が通りにくくなります。社員と違って、事業や経営状況の悪化によって、すぐに返済困難に陥ってしまうリスクがあるからです。

アルバイト・パート △

アルバイトやパートも、収入が少なく、かつ安定していないためクレジットカードの審査は悪くなります。

無職 ×

クレジットカードを申し込むためには、学生でない限りは安定した収入があることが必要になってきます。無職でクレジットカードの審査に通るのは、至難の業と言えるでしょう。

クレジットカード勤務先記入の注意点

勤務先の場合、年収などと違って「在籍確認」が行われます。どんなに取り繕っても、バレてしまいますので、正確な情報を記入しましょう。親会社の名前を書いてしまったりするのもNGです。派遣社員の場合は出向先ではなく、派遣元の登録会社の方を記載します。